メガリスとの併用~β遮断薬と山芋~

メガリスは勃起不全症治療薬であり、その有効成分はタダラフィルです。タダラフィルは日本ではシアリスという名前で勃起不全症に対して、臨床応用されています。メガリスは海外のジェネリック製品で、入手するには海外から個人輸入する必要があります。ただし、日本で病院を受診して、シアリスを入手するよりも安価に手に入るので、個人輸入する人も沢山います。タダラフィルは、他の勃起不全症治療薬(クエン酸シルデナフィル、バルデナフィル)と比較して、副作用頻度が低く、併用禁忌の薬の種類も少ないことから、3剤の中ではより安全に使用できる薬です。それでも一緒に服用するのに注意を要する薬もあるので注意が必要です。ここではβ遮断薬と山芋との併用について解説します。
まずβ遮断薬についてですが、これは血圧降下剤として日本では広く使用されています。交感神経末端のノルアドレナリンの受容体を遮断することにより、血管を拡張させます。タダラフィルも血管を拡張させる働きがあり、β遮断薬とは作用点が異なるため、2剤の併用では相乗効果が期待できます。つまり、勃起誘発作用は増強します。しかし、それだけでなく血管拡張作用に由来する副作用も増強する可能性があります。増強する可能性のある副作用として、血圧低下、頭痛、めまい、鼻づまりなどが挙げられます。
次に山芋との併用に関してですが、山芋は古来から精力増強効果のある食品だと言われています。ただ、薬理学上そのような効果は証明されていません。しかし、栄養が豊富に含まれているためその影響で精力が増強する可能性はあります。タダラフィルは他の勃起不全症治療薬と異なり、食事の影響を気にしなくてよい薬なので、併用しても構いません。